大阪販売士協会 販売士塾開催!されました。 日 時: 平成28年6月23日(木) 塾 長: スイーツ&ラッピングサロン虹 岩崎 初音 氏 |
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平成28年度 第1回販売士塾 報告 開催日 平成28年6月23日(木) テーマ 「こころで包むラッピング」 塾 長 一般社団法人全日本ギフト用品協会認定講師 ギフト・ラッピングコーディネーター スイーツ&ラッピングサロン 虹 代表 岩崎 初音 氏 報告者 辻 崇之 6月23日(木)スイーツ&ラッピングサロン虹の岩崎初音氏をお迎えし、「心で包むラッピング」をテーマに講演していただき、ラッピングを体験させていただきました。 岩崎先生は、数十年前にラッピングでデコレーションされたディスプレイに感動し、勇気付けられ、ご自身でも人に夢を与えられる仕事をしたいと思うようになりました。 そんな夢が叶った18年程前にラッピングの展示会に素人同然で出品し、ラッピングのプロもいる中、そのプロたちを押しのけて賞を受賞されました。 このことがラッピング人生をスタートするにあたり、大きな自信につながったそうです。 参考までに岩崎先生より伺いました、これまでに獲得された輝かしい入賞履歴は、次の通りです。 2002年 オールジャパンフェスティバル東京ラッピング特賞受賞 2003年 ラッピングコンテスト入賞 2012年 ハンドメイドフェス大阪作品コンクール奨励賞受賞 「包む」「結ぶ」という事は単に品物をデザイン化するだけでなく、そこには日本特有の清浄観念や心が表現されています。 岩崎先生が所属されている、一般社団法人全日本ギフト用品協会は、このような日本古来の伝統や慶弔を重んじた礼法に則り、ラッピングの意味や贈り物に対するマナーなどを大切に守られている団体だそうです。 「包み」、「結んで」美しく整えられた贈り物がひもとかれるのは一瞬ですが、その一瞬にドラマが生まれます。 お祝いや誕生日など、プレゼントを贈るときに品物選びと同じようにラッピングにも気持ちを込めれば、思いはより一層伝わります。 リボン包装をするとき最後にリボンを結びますが、この時結び目はのし代わりになるので基本は右上で結びます。ただ、右下、左下でも構いません。左上は鬼門になるので左上で結んではいけません。 後から実践するラッピングで使うマドレーヌを手作りで持ってきて頂いたほか、何度も試作を繰り返し、レシピを作ったカステラをご持参くださいました。 このカステラは、その人その人に合った味を作ることを今後考えているそうです。 そして、このことを世に広めたいと考え、今後スポーツ選手の講演に行き、その方に食べて頂き、スポーツ選手にもそれぞれにあったカステラを食べて頂くことを目標としていらっしゃいます。 何にでも素材、形、色があります。ラッピングも同じようにデザイン、技術、カラーがあります。この3つの要素をバランスよくコーディネートすることで、より美しく包むことが出来ます。それらをどう自分流に表現し、受け手の感動をもって伝えられるか。それがラッピングの醍醐味でもあります。 ラッピングというと「ギフト」と連想されがちですが、先生はラッピングの可能性を生かし、ディスプレイやパッケージ、広告の分野にも取り入れ、自由に空間アートとして演出できればと考えていらっしゃるようです。 ラッピングの実践は、「ピーコック包み」という上の部分がクジャクの羽のようになった包み方を教えて頂きました。 先生手作りの2種類の味、5つのマドレーヌを好きに並べ、袋に入れるのですが、まず包装紙を袋の中に入れ背景を作ります。 背景ができることによって、より綺麗なラッピングになります。 そして、縦一文字にリボンを結ぶのですが、これが簡単なようでなかなか難しく、皆さん苦戦されていました。 結んだあとの足の部分も左右同じ長さで結ぶのではなく、右側を長く切り、軽くカールさせて「ほんの気持ちです」などと書いたシールで止めるとお洒落な感じになります。 シールはまっすぐ貼るのもいいですし、右肩上がりに貼ってもいいです。 プレゼントはお店で買ってラッピングしてもらうのもいいですが、自分で資材を買ってきて心を込めてラッピングすると、気持ちがより一層伝わるのだなと思いました。 |
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